日々の記載事項

思ったこと、見たものをつらつら書いてます。90年代~00年代の思い出を。仕事中に。

『好きな事を仕事に』で泣いた『25歳』

特別お題「『選択』と『年齢』」

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今回の記事はこの様な、働く女性に向けた内容では無い事をひとまずお詫びしたい。

僕の25歳の時、選択した思い出をつらつら書くのみだ。

 

 

現在、30歳(同年代は31)の僕は現在の会社で4社目となる。

 

1社目は大学留年の煽りをモロに食らって、農業の雑誌を発行する小さな出版社に

インターン→バイトの流れで入社した。

(正社員では無いが、自分的には一つの社歴として胸を張って書きたいと思う。)

その会社で良き先輩との出会いや、国内行脚など良い思い出が沢山ある会社だ。

 

2社目の選択で僕は『好きな事を仕事に』というありきたりな願望から抜けられず、

これまた小さな雑貨関係の営業職に就く事となった。

結果的には3か月の試用期間中に会社を去る事になり、

新規営業でボロボロに使えない自分を知って、フリーターに逆戻りする事となった。

 

 

25歳になった。周りが正社員として働き始めて早3年近く経っている中で、

自分だけはフリーターで実家暮らしでカッコ悪い事この上無く、

恥ずかしながら某所のハローワークで女性担当に叱られて情けなく泣いていた。

「もっと色んな業界を見てください。」

「仕事をえり好み出来る立場では無い」

言う事はもっともだったし、自分の事を考えてくれている言葉だと分かっていた。

 

それでも今までの経験が何も無かった自分には『好きな事』しか分からなかった。

興味がない会社に対して『興味があります!頑張ります!』と当たり前の社交辞令も

言えない子供だった。

 

見かねた担当の人が「これで駄目だったら次は業界広げてください」と出したのが、

3社目に入社する事となる玩具関係の会社の求人だった。

結果的に『好きな事を仕事に』とはちょっと違う泥臭い仕事をする事となったが、

それでも夢見ていた業界がそこの会社にはあった。

 

遅めの社会人スタートを切った可愛そうな僕に、会社側はその年の新卒採用の

若者がいる研修の参加を命じ、そのお陰で年齢こそバラバラだが、

苦楽を共にする仲間を作る事が出来た。

 

5年近く働いて楽しさもしんどさも経験出来て、一番思い出深い会社となった。

そして紆余曲折あって今年4社目に転職した訳だ。

 

 

25歳の自分が泣きながらも『好きな事を仕事に』してくれたお陰で、

その言葉の酸いも甘いも知る事が出来た。

 

ありがとう。25歳の僕。

今度はこの30歳の選択が吉となる様に、また頑張っていくよ。

 

 

こんなブログで良いのだろうか…

読んで頂き、ありがとうございました。