『好きな事を仕事に』で泣いた『25歳』
Sponsored by SK-II
今回の記事はこの様な、働く女性に向けた内容では無い事をひとまずお詫びしたい。
僕の25歳の時、選択した思い出をつらつら書くのみだ。
現在、30歳(同年代は31)の僕は現在の会社で4社目となる。
1社目は大学留年の煽りをモロに食らって、農業の雑誌を発行する小さな出版社に
インターン→バイトの流れで入社した。
(正社員では無いが、自分的には一つの社歴として胸を張って書きたいと思う。)
その会社で良き先輩との出会いや、国内行脚など良い思い出が沢山ある会社だ。
2社目の選択で僕は『好きな事を仕事に』というありきたりな願望から抜けられず、
これまた小さな雑貨関係の営業職に就く事となった。
結果的には3か月の試用期間中に会社を去る事になり、
新規営業でボロボロに使えない自分を知って、フリーターに逆戻りする事となった。
25歳になった。周りが正社員として働き始めて早3年近く経っている中で、
自分だけはフリーターで実家暮らしでカッコ悪い事この上無く、
恥ずかしながら某所のハローワークで女性担当に叱られて情けなく泣いていた。
「もっと色んな業界を見てください。」
「仕事をえり好み出来る立場では無い」
言う事はもっともだったし、自分の事を考えてくれている言葉だと分かっていた。
それでも今までの経験が何も無かった自分には『好きな事』しか分からなかった。
興味がない会社に対して『興味があります!頑張ります!』と当たり前の社交辞令も
言えない子供だった。
見かねた担当の人が「これで駄目だったら次は業界広げてください」と出したのが、
3社目に入社する事となる玩具関係の会社の求人だった。
結果的に『好きな事を仕事に』とはちょっと違う泥臭い仕事をする事となったが、
それでも夢見ていた業界がそこの会社にはあった。
遅めの社会人スタートを切った可愛そうな僕に、会社側はその年の新卒採用の
若者がいる研修の参加を命じ、そのお陰で年齢こそバラバラだが、
苦楽を共にする仲間を作る事が出来た。
5年近く働いて楽しさもしんどさも経験出来て、一番思い出深い会社となった。
そして紆余曲折あって今年4社目に転職した訳だ。
25歳の自分が泣きながらも『好きな事を仕事に』してくれたお陰で、
その言葉の酸いも甘いも知る事が出来た。
ありがとう。25歳の僕。
今度はこの30歳の選択が吉となる様に、また頑張っていくよ。
こんなブログで良いのだろうか…
読んで頂き、ありがとうございました。