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思ったこと、見たものをつらつら書いてます。90年代~00年代の思い出を。仕事中に。

世間の評価と自分の思い出の乖離【SFC版 イースⅢ ワンダラーズフロムイース】

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自分の力でゲームが買えなかったあの頃。

買ってもらったゲームがクソゲーだとしても、親には言えず

黙々とプレイしていく中で好きになったりする事もある。

イースⅢ』のSFC版はそんな存在だ。

 

厳密にはクソゲーだとは子供心にも思っていなかった。

ただひたすらに難しいのだ。

レベル上げを適切にやらないと、雑魚にも平気でやられるし、

中盤、終盤以降はレベルの上限MAXになっているにも関わらず

毎度イイ勝負を雑魚と行わなければならない。

ボスに至っては毎回死闘を繰り広げる事となる。

 

ボスの動きのパターンを読んで、スキを見極め攻撃。

アクションゲームでは当たり前ではあるが、

イースⅢはギリッギリまで近づいて剣を振らないと、当たらないし、ボスの隙も短い。

 

ゲームが得意な兄貴の隣に座って、毎回終盤まで進められる兄を尊敬しつつ

眺めるのが好きだった。

(無敵コマンドを入れてるからラスボスでも余裕で倒せる訳だが、

そのウラワザがまた難しいんだコレが)

 

イースⅢは色々な機種で販売されており、全般的に評価が悪い訳ではない。

SFC版も全部がクソだと言われてる訳では無い。

じゃあ何がそんなに叩かれているかというと、「BGM」なのだ。

パペパプー」などと揶揄されて、劣化移植の烙印を押されている。

 

でも、あの少年時代思い出の残っているイースⅢは紛れもなくSFC版だし、

音楽だって未だにSFC版がしっくりきてカッコいいと思っている。

何ならPCエンジン版なんて、音楽の主張が強すぎて合ってないとすら思っている。

 

大概の事は大衆の意見に右へ習えで、ランキング至上主義な所を自覚しているが、

そんな僕の数少ないマイノリティな意見の一つが

イースⅢ SFC版は劣化移植じゃない。』なのだ。

 

この思い、元スタッフの人達に届け。

読んで頂きありがとうございました。