好きな映画『40歳の童貞男』

脱童貞が10代の人とは何かもう言いしれない壁を感じてしまう

生涯SEX回数が未だに片手で収まる僕です。

アメリカの童貞映画って好きなんです。

アメリカンパイとかスーパーバッドとか。都合いいやつ。

でも今回の映画は知ってるけど、見てないし見る気も無いって

思ってる人結構いるんじゃないかな。『40歳の童貞男』

パッケージの爽やかな笑顔とタイトルのギョッと感。

TSUTAYAで借りるのは何か嫌だったけど、あるんだよねNetflixには。

したら意外に面白いし、悪くない。むしろちょっと好きだぞこの映画。

主人公はタイトル通り、40歳童貞（※でも脱チャンスは過去に多々あり）

家電屋で働く彼は真面目で同僚からも好かれるでも無く、嫌われるでも無く

仕事が終われば家でフィギュア収集やらゲームやらオタ趣味に勤しんでる。

そんな彼が数合わせで誘われた先で同僚に童貞がバレてしまい…ってストーリー

この映画が好きなポイントは２つある。

１）主人公がいい

卑屈でも無く、40歳って年齢に見合う常識だったり仕事力は備わってるから

見てて素直に応援出来る。突き抜けた趣味人として憧れる。

アイタタ…と可哀そうになるシーンは無く、後半はむしろイイ男に見えてくる不思議。

２）魅力的なボンクラ同僚達

同僚達がボンクラなんですよね、仕事はサボるし空CDパクったりホント適当。

ただ主人公が童貞だって分かってからの何とかしてあげようってお節介が

嫌味じゃないというか。あと楽しそうだし。

映画が進むにつれて、「とにかくヤッちまえ！」「童貞は捨てろ！」だったのが、

「やっぱり…真実の愛を求めるべきだ涙」と主人公の考えに感化されていくのも

何だか妙なカタルシスが笑

あともう一個あったわ。

中盤、妙齢のバツ２ヒロインとのデートでこの曲が流れるんだけど、

その曲が凄く良い。

www.youtube.com

調べてたら80年代の「アメリカン・ヒーロー」ってTVドラマの主題歌だったのね。

残念ながらフルハウス世代には分からんけど、凄く好きな曲になりました。

食わず嫌いしている人は何の気無しに見てみるのをお勧めします。

『40歳の童貞男』